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KIMIYA JUN

一つひとつ地道に取材を重ね
重大事件の真相を解き明かす。

記者職

社会報道

木宮 純

社会・調査報道ユニット
社会報道グループ
2020年入社
法学部卒

※所属部署は取材当時のものです

入社理由

物心ついた頃から自分なりの「社会正義を実現したい」という想いがあり、大学教授である父が登壇するシンポジウムに同行した際、専門家にも引けを取らない知識量を有し、鋭い質問でひた向きに真実を探究する記者に強い憧れを抱く。そして業界内でいち早く電子版を創刊した進取性や国際性、また何よりも創業時から「中世公平」な報道を貫く姿勢に共感し、日経に入社。

仕事の内容は?

司法記者クラブの一員として
社会を揺るがす重大事件を追う

総合編集センターで日本経済新聞の見出しやレイアウトを決める業務を経験した後、現在は社会報道グループの記者として働いています。検察や裁判の取材を担当する司法記者クラブの一員として、東京地検が手がける事件を取材し、時には裁判傍聴も行い事実関係を明らかにするほか、インサイダー取引など市場の公平性を害する悪質な行為を調査する、証券取引等監視委員会への取材も行っています。東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件をはじめ、社会を揺るがす重大事件の最前線を取材し、闇に隠された事実を白日の下に晒すことが記者という仕事の使命であり誇りです。

大切にしていることは?

事実関係の厳正な検証と
生涯に渡って学び続ける姿勢

1つ目に、事実確認の徹底です。私たちが執筆する記事は、事件に関わる人物の名誉や企業の株価に大きな影響を与える可能性があります。記者である以上、事実と異なる情報を発信することは決して許されません。そのため有識者や専門家の力も借りながら、どんなときにも事実関係を厳正に検証しています。

2つ目は、学び続ける姿勢です。担当する事件によって適用される条文が異なるため、過去の事件なども参考にしながら見識を深め、取材では「私はこう考えていますが、あなたはどう考えていますか」と自らの意見をしっかりと持ち、取材対象者の深層に近い言葉を引き出せるように事前準備を大切にしています。

業務の魅力は?

自らが社会に提起した問題が
読者の大きな反響を呼ぶ

私たちが取材をする東京地検は、政治家汚職、脱税、経済事件など、極めて慎重かつ大規模な捜査が必要とされる重大事件を扱っています。事実関係が公になるまで長い時間を要することもあり、事件の端緒をつかむことは決して容易ではありません。そのような中でも、チーム一丸となって地道に人脈を辿り、あらゆる視点から取材を重ね、真実を見出すことができた際には大きな達成感が得られます。私たちが問題提起した記事に共感する方からお手紙をいただいたり、係争中の裁判で記事を証拠として提出する方もいらっしゃったりと、社会に大きな反響を与える記者という仕事に、魅力と責任を感じています。

今後も初心を忘れず、生涯学び続けることで記者として大きな成長を遂げ、長い歴史の中で先輩方が積み上げてきてくださった「日経」ブランドを未来へと継承していくために、社会が良い方向に変わるきっかけとなる「どこよりも深い記事」を世の中に発信し続けていきたいです。

プライベートのこだわりは?

休むと決めたらとことん休む

仕事の都合で睡眠時間が短くなることもあるため、睡眠の質を向上するべく最近は奮発して高級マットレスを新調しました。また家電を「声」で操作することにもこだわっていて、スマートスピーカーを介してあらゆる家電を動かし快適な住環境を整えるなど、最高にリラックスできる家を追求することがマイブームです。特にロボット掃除機は、壁にぶつかりながらも一生懸命に部屋を掃除してくれるので、「家電」以上の愛着が湧いています笑

NIKKEI Ism
NIKKEI Ism

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