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HARADA SAWAKO

美術展を開催することで
人々の心を豊かにする。

ビジネス職

文化事業企画運営

原田 沙羽子

ライフ&キャリアビジネス
文化事業ユニット
2011年入社
法学部卒

※所属部署は取材当時のものです

入社理由

美術館や博物館を訪れるのが好きだったこともあって就職活動では文化事業に力を入れている企業を希望する。いつかその仕事に携わるチャンスがあり、さらに新しいことにチャレンジしている面白そうな会社というイメージがあったことから日経を志望。

仕事の内容は?

美術展の開催を世の中に告知し
美術展用グッズの制作を担当

日経の文化事業には大きく分けて美術展と音楽・舞台の2つがあります。私は美術展の企画・運営を行っており、2023年7月に開幕した「テート美術館展」では広報と物販業務を担当しました。「テート美術館展」は日経が主催しており、18世紀の絵画から現代アートまで、イギリスのテート美術館が所蔵するコレクションの中から「光」をテーマとした約120点におよぶ作品を展示するというもの。この美術展を世の中に告知するために、チラシやポスターなどをどのような構成にしてどの作品を掲載するかなど、同じ主催者であるテート美術館や開催館と相談し、デザイナーと練りながら制作していきます。

物販業務は、いわゆる美術展用のグッズづくり。図録やクリアファイル、ポストカードなどに加えて、今回の美術展では作品にちなんで丸型のトートバックを企画するなど変わり種のグッズも用意し、会場で販売しました。

大切にしていることは?

日経が主催する企画を
無事に実現させること

美術展は大勢の人が関わりながら開幕に向かっていくので、手配することや連携する人が多岐にわたり同時進行となります。一つひとつのタスクが網目のようにつながっていることから、たった一つのことを見落としただけで、作品がきちんと届かない、制作物が思っていた形で仕上がらない、要るべき人がいないといったトラブルが起こり得ます。どんなに準備しても予想外のことは起きるため、早め早めに準備することが重要です。

また、一緒に仕事する人への敬意を忘れず、どんなときも誠実に仕事するように心がけています。いろいろなトラブルが起きる中でも、何とか無事に開幕を迎えられるのも皆さんの力があってこそ。お世話になる方々と長く良い関係を築けるような仕事の仕方を目指しています。

業務の魅力は?

人々の人生に楽しみと
感動を届けられる仕事

それまで存在しなかった美術展を世に出し、何万人規模の人々に届けられることです。2022年に開催した「ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵―武者たちの物語」展において、会場が出来上がる現場に初めて立ち会ったときは特に感動しました。作品を運ぶ人、会場をつくる人、デザインする人、監修の先生や学芸員の方々など各分野のプロフェッショナルの力が合わさり、美術展が出来上がっていく様は本当にかっこいいです。また、会場にお客様が訪れ、熱心に展示をご覧になっている様子を見るのも本当にうれしいです。SNSでの投稿もついついチェックしてしまいます。

今はまだ美術展全体の流れを勉強している段階ですが、ゆくゆくはこれまでになかった企画を生み出せるよう、いつもアンテナを張っていたいです。

プライベートのこだわりは?

休日も美術館や博物館を訪ねる

美術館や博物館めぐりは個人的な趣味でもあるので、話題になっている展示やビビッときた展示を訪れ、頭を切り替えてゆっくり味わうようにしています。それと語学の勉強を兼ねて、図録や本をゆっくり読むことも楽しみの一つです。

NIKKEI Ism
NIKKEI Ism

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