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MID-CAREER
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金融のしくみや社会が変わる瞬間に
最前線で立ち会える面白さがある。

関口 由紀

編集 金融・市場ユニット
金融グループ 記者
2022年入社

前職の仕事と転職した理由は?

金融の専門紙で7年ほど記者をしていました。関西や首都圏の地方銀行や信用金庫などを担当し、記事を執筆。加えて採用や働き方、ダイバーシティといった組織・人事領域をテーマに銀行や生損保などの動きを取材していました。記者になって7年が経ち、ふと今後のキャリアを考えた時、より広い領域で取材し、より多くの読者に役立つ記事を届けたいと転職を考えはじめました。そんな中、真っ先に思い浮かんだのが日経新聞です。経済の領域に強く、これまでに培った経験を生かせること、多角的な視点を持つ記者が豊富で一緒に働くことで記者としてさらに成長できると思い志望しました。

現在の業務内容は?

金融庁の記者クラブに所属し、金融行政を取材しています。銀行や証券、保険会社などの検査・監督の動きはもちろん、金融庁が企画・立案する金融制度などを取材して記事を書いており、企業情報の開示などの企業統治改革、国際金融規制、監査制度など取材領域は幅広く、刻々と変化するテーマを扱っています。壁にぶつかる時もありますが、物事を俯瞰した立場で真っ先に取材し世の中に発信できる面白みがあります。
取材相手と接する時は、人として誠実であることを大切にしています。記者は情報を扱うので信頼される人でなければなりません。準備は念入りに、真摯な対応を心がけています。

関口由紀さん業務風景1

仕事の魅力ややりがいは?

前職では主に個別の金融機関を取材していたので、監督する側の金融庁を取材することで視野が大きく広がりました。長年続いてきた慣行や法制度の見直しは、多くの金融機関や企業に影響します。例えば、金融機関が融資する際、経営者個人が会社の連帯保証人になる「経営者保証」を求めることをやめる動きや、時代に合わせた公開買い付け(TOB)制度の見直しについて記事にしたところ各方面から大きな反響がありました。金融のしくみが変わることで、経済や社会が変わっていく。その瞬間に立ち会えることにやりがいを感じながら取材しています。

関口由紀さん業務風景2

日経の働く環境や風土は?

それぞれが自律して働いているという第一印象を持ちました。チームとしての協調性を持ちつつ、一人ひとりが記者としてのプライドと責任感を持ちながら自発的に考えて動く。これが染みついているように感じます。刺激のある毎日ですが、親身に相談に乗ってくれる上司にも恵まれ、同僚とも協力し合いながら、とてもいい雰囲気の中で仕事ができています。平日は仕事が重なりハードになる日もありますが、休みはしっかりとれるので、休日には最近始めたゴルフや旅行をしたりして気分転換しています。

関口由紀さん業務風景3

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