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TAKAHASHI SUZU

写真や映像の力で
読者の心を揺さぶる。

記者職

写真記者

高橋 鈴

データビジュアルセンター
写真映像グループ
2020年入社
国際社会科学部卒

※所属部署は取材当時のものです

入社理由

高校時代に難民支援に関する報道写真を見て心を動かされたのがきっかけで写真記者を志す。大学在学中はネット動画メディアを配信する企業で1年間インターンを経験。社会問題をリサーチしていたことから就職先として大手の報道機関に興味を持ち、大手新聞社の中でもデジタルや映像、グローバル展開に力を入れている日経に魅力を感じて志望。

仕事の内容は?

今世の中で起きていることを
写真や映像を使って記録する

日々発生する事件や災害などの現場に出向いて写真や映像を記録しています。ほかにも、記者会見やインタビュー、各種イベント、スポーツの試合など、記者から撮影を頼まれればオールジャンルで対応しています。

最近では、東京の新橋で爆発事故が発生した事件の撮影を担当しましたが、現場に到着したときはまだ周囲に煙が立ち込めていて、爆発の余波で至るところに物が散乱していました。しばらくは規制線の外から現場の様子をカメラに納めましたが、それだけでは他社の写真と変わり映えしないことから、近隣のビルに交渉して屋上に上がり、ビルの窓から煙が出ている様子をカメラに抑えることができました。

大切にしていることは?

説明的な写真以外にも
面白い写真を撮ること

入社3年目になって少しずつ撮るべき写真が分かってきたように感じています。新聞紙面に掲載される写真は一点しか掲載しないことが多いため、いわゆる「新聞写真」と呼ばれる一枚の写真の中に様々な情報が映り込んだ写真を撮影するようにしていますが、日経電子版では写真を何枚も使えるなど用途も広がっていることから、なるべく読者の心に響く写真を撮れるように心がけています。

「良い写真」や「面白い写真」に正解や制限はありません。現場では他社のカメラマンなどみんなが同じ場所にいるからといってその場所が正解であると限らないため、ベストな写真を撮れるよう様々なことを考えながら歩き回るようにしています。また、写真は送信するまでが仕事です。電子版で記事がすぐに公開されることもあるので、納得した写真が撮れたらすぐに送信するよう心がけています。

業務の魅力は?

今しかできないことを記録し
人々に届けることができる

写真や動画を記録するだけではなく、自分が提案した企画では取材、撮影、執筆まですべてこなします。ウクライナ避難民として来日した女子高校生を取材したときは1年間密着。日本語を話せない高校生が日本の高校に通い、どのように授業を受けているのか、友人たちとどんな関わり方をしているのか、この日常をどう思うのかなど1年間の気持ちの変化を記録していきました。この映像はYouTubeでも公開しましたが、普段は日本経済新聞を読んでいないような人たちまで届き、読者センターにも多数のメッセージが寄せられました。ウクライナ進行から1年の節目に、今しかできないことを記録して人に届けることが出来たことがうれしかったです。

データビジュアルセンターは新しいことに自由にチャレンジできる環境があります。これからも写真や映像をデータと組み合わせるなど、より読者に伝わる方法を考えていきたいです。

プライベートのこだわりは?

多様な職業の友人と知人と話す

人の話を聞くことが好きなので、同業だけではなくいろいろな職業の人たちと食事や飲み会をしています。また、体を動かすのも好きなので、水泳や自転車で何も考えない時間をつくることも大切にしています。

NIKKEI Ism
NIKKEI Ism

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