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YAMAZAKI RYO

CAREER

エンジニア職のキャリア

山﨑 亮

サブスプリクション事業
デジタル編成ユニット
ソフトウェアエンジニア
2016年入社
政治学研究科修了

※所属部署は取材当時のものです

入社理由

プログラミングが趣味で高校生の頃から独学で学び、DTPにも関心がありました。大学では地方自治体の行政について研究。政府の統計データを分析する中でプログラミングを使って独自にデータの可視化を行っていました。就職活動では、調査報道でデータを収集・分析・可視化するなど記者とエンジニアを橋渡しする仕事がしたいと考えていたところ、様々なチャネルを通じてニュースの配信を行っている日経に関心を持ったのがきっかけで志望しました。

デジタル編成局 デジタル編成部 アプリチーム

日経電子版アプリの全体像を掴む1年間。

入社後は日経電子版のアプリ開発チームに配属されました。Webとサーバーサイドは少しかじっていたもののアプリは初めて。これまでは使う側の立場でしたが作る側の立場で考えたことがなかったので、知らないことだらけです。まずは裏側がどうなっているのか実際にコードを触りながらひも解いていきました。そもそも日経電子版アプリのコードは先人たちが積み重ねてきたものです。どのような修正を経て今の画面に至っているかなど、入社1年目は先輩の開発を手伝いながら全体像を掴むことに終始しました。

デジタル事業BtoCユニット サービス開発グループ アプリチーム

リニューアルで身についたサービス全体を俯瞰する力。

日経電子版はPC版とモバイル版に分かれていましたが、2017年11月に向けてレスポンシブ対応などのリニューアルを行うことになり、それに伴ってアプリの改修も始まりました。WEBとアプリでは表示画面は異なるものの、記事のデータ構造の見直しやデータを配信する仕組みの共通化が行われたため、より上流の技術を把握しなければなりません。これまでは「ユーザーに見せる部分」を中心に開発していましたが、改修に取り組む中でサービス全体を俯瞰しつつ、効率化する設計や実装を考えられるようになりました。

デジタル事業BtoCユニット 編成グループ

今では定番となっている機能を次々と開発。

リニューアルの勢いをそのままに、2018年から2019年にかけて新機能を次々と開発しました。その一つがユーザーの決済手段を増やすプロジェクト。これまでは日経IDを取得して購読料をお支払いいただいていましたが、アプリ内課金という新たな決済手段を増やすというものです。決済に関する基盤に触れる機会は滅多にないことから独自に勉強して仕様調整まで主体的に取り組んだところ、期待以上の成果が現れ、2018年に社内の奨励賞を受賞しました。

デジタル事業 デジタル編成ユニット アプリチーム

在宅勤務でもチーム全員で相談し合える環境を模索。

2020年は紙面ビューアーアプリの開発に取り組み、パフォーマンスの向上や開発基盤の刷新を行うなどアプリの品質を高めていきました。ちょうどこの頃、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務にシフト。さらに自分にとっては初となる後輩が入社したこともあり、チーム内のコミュニケーションや指導について悩みました。結果的にはオンライン会議の部屋をつくり、みんなが気軽に入退室できるような質問しやすい環境を整えるなどいろいろと工夫しました。

サブスクリプション事業 デジタル編成ユニット アプリチーム

ライフスタイルにあわせた新しいニュースの体験をつくる。

UI/UXの刷新を行いつつ、2022年から取り組んだのがスマートウォッチに記事を届ける機能の開発です。身につける端末なのでユーザーにとってはスマホよりも身近な存在。それを使えば面白いことができるのではないかと企画しました。スマートウォッチの文字盤に最新の記事が常に表示されるようになり、興味のある記事を後からスマホでじっくりと読める仕組みになっています。この開発についてフィナンシャル・タイムズに興味を持ってもらい、この年にイギリスで開催された同社の社内エンジニア向けのカンファレンスで登壇してきました。

サブスクリプション事業 デジタル編成ユニット PMチーム

より広い視野で多くのサービスやプロジェクトに挑む。

アプリに限らずチームやプロジェクトを横断的に見てほしいと2023年からPMチームに配属されました。ユーザーは、様々なチャネルを通じてニュースに接することから、WEBとアプリで一貫性を持った体験をつくる必要があります。そこで、より多くのユーザーに長く使っていただけるようサービスやプラットフォームを越えた連携を進めており、これから続々と新しいサービスを展開する予定です。さらに、今後も国内外のカンファレンスに登壇するなど様々な挑戦を行い、技術力を向上させてより高品質なサービスを開発するとともに、日経のブランドを世界に広く周知していきたいと考えています。

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