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MID-CAREER
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一つひとつの記事に責任と愛情を持ち、
この国の未来を読者とともに考えていく。

大高 彩果

編集 政策報道ユニット
経済・社会保障グループ
2022年入社

前職の仕事と転職した理由は?

大学時代に留学したメキシコで日本とは大きく異なる景色を目の当たりにし、世界が抱える課題や現地の人の声を発信する重要性を体感したことからテレビ局に入社。記者として4年ほど高知県や山形県の警察・行政を担当していました。そして、新型コロナウイルスが猛威をふるい、地方自治体と国家間の連携が課題となる中、国家の行く末を左右する政策決定の最前線を取材することで自らの見識を深めるとともに、国民の生活にどのような余波が及ぶのか深く論じる記事を執筆したいと考え、転職を決めました。

現在の業務内容は?

厚生労働省記者クラブの一員として、新型コロナウイルスを始め医療提供体制や医療保険に関する取材を行っています。少子高齢化が進む中での社会保障のあり方や、少子化対策の財源論、マイナ保険証関連など刻々と変化する国家の動きを追い続ける日々を送っています。多くの国民にとって身近ながらも複雑な社会保障を紐解き、事実のみならず多角的な考察を含めて記事にまとめ、発信することで読者とともにこの国の未来を考えたい。その想いを胸に社会のあり方を再考するきっかけとなる記事を目指して、記者という仕事と真摯に向き合っています。

大高彩果さん業務風景1

仕事の魅力ややりがいは?

少子高齢化や人口減少によって、国民の生活を生涯にわたり支えていく社会保障が揺らいでいる昨今。官僚を始めとする日本の未来を背負う方々への取材を通して、その実情や課題を広く世間に発信できることがやりがいです。読者にとって有益な情報は何か、どれほど国民の暮らしに影響するのか、どんな選択が考えられ得るのか。いつ何時も「文章の先には人がいる」ことを意識し、一つひとつの記事に責任と愛情を持つよう心がけています。また、自らの視野が大いに広がるのも記者の醍醐味です。取材先に新たな気づきや発見をいただくことに感謝を忘れず、人と人とのつながりを大切にしています。

大高彩果さん業務風景2

日経の働く環境や風土は?

想像していた以上に「らしさ」を重んじる環境で、社員同士が互いに尊重し合う風土が醸成されていることを感じます。私が所属する厚生労働省記者クラブには、子育てと仕事を両立する記者の先輩を始め、入社したての若手やベテランの先輩まで様々な立場の社員がいますが、それぞれが自分らしさを存分に活かして、時に補い合いながらチーム一丸となり記事を執筆しています。そして日経の記者たちには、物事を奥深くまで探究し、伝え続ける姿勢が根付いています。これからも読者に必要とされ続けるメディアに携わる記者として、あらゆる選択を主体的に取り、生涯にわたって学び続けていきたいです。

大高彩果さん業務風景3

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