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 ジンテック総経理「アジア各国、太陽電池の利用促進政策を」 

討論する廖国栄ジンテック総経理=写真 柏原敬樹
 台湾の太陽電池セルメーカー、ジンテックの廖国栄総経理は21日午後、国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)の討論で「アジア各国は太陽電池の利用を促進する政策をとるべきだ」と述べた。「アジアは世界の太陽電池セル生産の3分の2を占めるが、実際の利用は世界の10%程度にとどまる」と指摘。「欧州では太陽電池の設置に政府が補助金を支出している。アジア各国は利用の面でも世界をリードすべきだ」と主張した。

 太陽電池の利用促進政策は「景気対策のほか、二酸化炭素(CO2)の削減にも有効」と訴えた。さらに「日本や韓国などアジア各国はエネルギーの大部分を輸入に依存しているが、太陽電池によってエネルギー自給につながる」とも指摘した。

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