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 麻生首相「アジアGDP倍増へ政策総動員」 ODAなど670億ドル 

晩さん会で講演する麻生首相=写真 柏原敬樹
 麻生太郎首相は21日、第15回国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)の晩さん会で演説し、2020年にアジア各国の国内総生産(GDP)を倍増させるため「日本はあらゆる施策を動員する」と表明した。政府開発援助(ODA)や貿易保険などで計670億ドルの支援を打ち出した。メコン流域の東南アジア5カ国の開発問題を協議するための初の日メコン首脳会議を日本で年内に開く考えも明らかにした。

 演説は「経済危機を超え、再び飛躍するアジアへ」と題した。現下の経済危機を各国が協調して乗り越えるだけでなく、アジア全体で中長期的な成長を遂げていく首相の「アジア経済倍増構想」を具体化したものだ。

 首相は「アジアがまず元気を取り戻し、世界に広げていく」と主張。経済危機の早期克服のため「各国が内需拡大で足並みをそろえることが極めて大切」と訴えた。アジア各国の景気刺激策を歓迎するとともに、内需拡大策で引き続き協調していこうと呼びかけた。

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