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速報ニュース
 韓国環境相「セクター別アプローチは国によっては重荷」 

韓国 環境相の李万儀氏
 韓国の李万儀(イ・マンイ)環境相は23日午前、国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)の討論で「日本が推進している(二酸化炭素(CO2)排出削減における)セクター別アプローチは、国によっては重荷になる場合もある」と述べた。先進国と途上国ではCO2削減のための技術水準が違うとした上で、「一定の柔軟性を設けて過渡期を経てから、分野別の削減目標を作るのが望ましい」とした。

 韓国のCO2削減の取り組みについては、「2050年までをメドに削減目標を定めており、実行可能な取り組みに注力する」と述べた。ポスト京都議定書では韓国は先進国グループと同様、CO2削減に積極的に取り組む必要があるが「数値目標はまだ設定できていない。韓国は先進国と途上国の中間に位置し、CO2追加削減の一般的な原理とは少し距離を置く必要がある」と述べるにとどめた。

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