速報ニュース   ＡＤＢ研究所長「アジア通貨危機、システム健全化の遅れ原因」   分科会で討論するアジア開発銀行研究所の河合正弘所長（25日、都内のホテル） 　アジア開発銀行（ＡＤＢ）研究所の河合正弘所長は25日午後、国際交流会議「アジアの未来」（日本経済新聞社主催）の分科会で、「アジアの新興諸国が国際金融市場に組み込まれた半面、各国内の金融システムなどの健全化が必ずしも進んでいなかったことが（1997年の）アジア通貨危機につながった」と分析した。そのうえで、「（資本の）自由化と健全化をいかに考えるかが重要」との視点を強調した。 一覧へ戻る >> Copyright 2007 Nihon Keizai Shimbun, Inc., all rights reserved.