|
| | |
| | |
| | |
|
鄭 東 泳氏 韓国 統一相 |
|
| |
南北問題に手腕振るう
2007年に次期大統領選を控える韓国で「ポスト盧武鉉(ノ・ムヒョン)」の有力候補の1人。昨年7月に南北問題を担う現職に指名された後、外交安保分野の閣僚の総括役に抜てきされるなど、盧大統領の信頼は厚い。
放送局MBC記者出身。ニュース番組のアンカーも務め、当時から韓国のお茶の間では知られた存在だった。1996年と2000年の総選挙で2回連続全国最多得票。与党「開かれた我が党」(ウリ党)が大躍進した昨年4月の総選挙では、議長(党首)として陣頭指揮を執り、浮き沈みの激しい韓国政界で着々と地歩を固めてきた。ウリ党内では「中道・穏健改革派」の代表格。
2003年1月には、核放棄と見返りに北朝鮮に包括的な支援を提供する「北朝鮮版マーシャルプラン」を提案した。南北交流事業の象徴である北朝鮮の開城工業団地を訪れるなどフットワークの軽さもみせる。「ポイントの押さえ方がうまい」とは統一省幹部の評。51歳。
■生年月日 |
1953年7月27日生まれ |
■学歴 |
1971年 | 全州高等学校卒業 |
1979年 | ソウル大学文理学部 国史学科卒業 |
1988年 | 英国ウェールズ大学大学院 ジャーナリズム修士 |
■職歴 |
1974年 | 維新体制反対緊急措置により拘束 |
1978年 | MBC報道局 政治部記者、米国ロサンゼルス特派員 |
1996年 | MBC統一部 次長、MBCニュースデスクキャスター |
1996年 | 第15代国会議員、新政治国民会議スポークスマン |
2000年 | 第16代国会議員、新青年民主党最高議員 |
2002年 | 第16代大統領候補選挙対策委員会共同委員長、常任顧問 |
2003年 | 第33回ダボスフォーラム盧武鉉大統領当選者特使、国会財政経済委員会委員 |
2004年 | ヨルリンウリ党(開かれたウリ党)議長 |
2004年7月1日 | 現職就任 |
■著書 |
1974年 | ケナリおじさん |
| | |
|
講師一覧へ戻る |
Copyright 2005 Nihon Keizai Shimbun, Inc., all rights reserved. |
|