25日の概要
討論するパネリスト=25日、都内のホテル
25日に都内で開いた第11回国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)の講演と討論で、各国要人らはそれぞれ東アジア共同体構築に向けた具体策を提言した。構想のけん引役と期待される日中両国の関係改善を求める意見も出た。パネル討論は日本経済研究センターの小島明会長が司会を務めた。
[5月26日/日本経済新聞]
講演
「日中、冷静な関係作りを」
リー・シェンロン
シンガポール 首相
「インド、"共同体"一員に」
アブドラ・バダウィ
マレーシア 首相
「主権尊重の新モデルを」
ユスフ・アンワル
インドネシア 財務相
「行程表作り構想具体化」
モンテック・シン・アルワリア
インド政府計画委員会 副委員長
「安保面、当面は困難」
町村 信孝
外相
フォーカスセッション
「東アジア経済統合と世界―― FTA/EPAを土台に」
張 蘊 嶺
中国社会科学院アジア太平洋研究所 所長
セサル・プリシマ
フィリピン 財務相
川口 順子
首相補佐官
晩さん会で小泉首相があいさつ
「東アジアサミットに向け包括支援策」
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