「アジアの未来」
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日経アジア賞
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カレン・シュナイダー氏
オーストラリア農業資源経済局 局次長

エネルギー情勢、調査・分析光る

 世界のエネルギー情勢に関する調査・分析のエキスパート。オーストラリア農業資源経済局入りする以前は8年間にわたり、パリの国際エネルギー機関(IEA)でアナリストを務め、アジアの途上国におけるエネルギーや経済・環境問題を分析した。農業資源経済局ではアジア域内のエネルギー需給見通し作成や、中国の発電分野における燃料利用効率の分析など幅広い調査研究活動にあたっている。49歳。



■略歴
オーストラリア農業資源経済局(ABARE)次長として、同局の調査及び将来の方向性決定において中心的な役割を果たしている。

1995年、ABAREに入局。ABAREの国際一般均衡モデル(GTEM)の貿易・エネルギー・セクターの開発に従事したほか、同モデルを用いて、域内で発生する新たなエネルギー問題及びそれに起因する貿易問題を分析するなど広範なトピックについて研究を主導。GTEMを活用した代表的な分析事例には、アジアのエネルギー需給見通しの作成の他、アジアのエネルギー需給が燃料市場や国際貿易に及ぼす影響、貿易自由化やエネルギー市場改革、気候変動に関する政策がエネルギー市場に及ぼす影響、さらには中国の発電分野における使用燃料の経済性に関する研究が含まれる。

同局に入局する前は、8年間にわたりパリの国際エネルギー機関でアナリストとして、特にアジアの途上国におけるエネルギーや関連する経済・環境問題の分析を担当していた。

ニューサウス・ウェールズ大学で応用科学を学び、オナーズを取得している。

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