「アジアの未来」
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アジアの未来
2001
2000
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1998
1997
日経アジア賞
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寺沢 芳男氏
東京スター銀行会長

地域金融機関、あり方を模索

 野村証券を振り出しに、国際機関の多国間投資保証機関(MIGA)長官、参院議員、経済企画庁長官とユニークな経歴をたどった。その後、米系投資会社の日本代表を経て、経営破たんした東京相和銀行の経営を引き継いだ東京スター銀行のトップに就任、新しい地域金融機関のあり方を模索している。

 大学時代に米国の豊かさにあこがれ、野村証券では米国法人社長を務めるなど国際畑を歩んだ。

 「世のため、人のために仕事がしたい」との思いから、1992年に旧日本新党から参院選に出馬。2年後、羽田内閣で2カ月ながら、経企庁長官を務めた。70歳。


1931年10月3日、栃木県佐野市に生まれる
■学歴
1954年早稲田大学政治経済学部卒業
■経歴
1954年野村證券東京本社に入社
1956年フルブライト奨学生としてアメリカに渡り、ペンシルバニア大学大学院ウォートンスクールに学ぶ
1972年12月米国野村證券社長
1973年6月ニューヨーク市名誉市民となる
1981年7月日本人として初のニューヨーク証券取引所正会員
1982年10月米国野村證券会長に就任
1985年12月野村證券本社副社長に就任
1988年7月日本の民間人として初めて国際機関、MIGA (世界銀行グループの多数国間投資保証機関)の初代長官に就任
1992年7月帰国 日本新党より参議院議員選挙に立候補し、当選
1994年4月羽田内閣において国務大臣・経済企画庁長官に就任
1997年1月参議院外務委員長、環境特別委員
1998年7月任期満了により議員退職
青山監査法人/プライスウォーターハウス顧問
1999年7月ローン・スター・ジャパン 会長に就任
2001年6月(株)東京スター銀行 会長に就任
■主な著書
『ウォール・ストリート日記』(主婦の友社)、『ウォール・ストリートの風』(ネスコ)、『ウォール・ストリート物語 上・下』(角川書店)、『THINK BIG!』(主婦の友社)、『ワシントンの窓から』(読売新聞社)、『ワシントンの眠れない夜』(読売新聞社)、『THROUGH MY EYES 』(THE JAPAN TIMES )、『ネバー・ギブアップ!』(PHP 研究所)、『伊達の薄着』(読売新聞社)、『人生の転機はいつも刺激的』(講談社)、『Thank You といえる日本人』(読売新聞社)、『英語オンチが国を亡ぼす』(東洋経済新報社/文庫版:新潮社)、『日本人英語でも恥ずかしくない』(東洋経済新報社)、最近の監訳書に『LTCM 伝説』(東洋経済新報社)

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