「アジアの未来」
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アジアの未来
2001
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1997
日経アジア賞
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マハティール・ビン・モハマド氏
マレーシア首相

現職最長政権を維持

 1981年7月にマレーシアでは王族以外から初めて首相に就任。以後21年にわたって首相を務め、東南アジアの現職指導者としては最長の政権を維持している。

 アジア通貨危機に際し、国際通貨基金(IMF)の支援を回避する一方、98年9月に為替の対ドル固定相場制と自国通貨の資本取引規制を導入した。こうした手法には批判もあったが、順調な経済回復により評価されている。

 2020年までに先進国の仲間入りを目指す「ビジョン2020」の旗を掲げ、国民自動車メーカー「プロトン」を創設。首都クアラルンプール近郊に高速通信ネットワークを張り巡らせた電脳都市を建設し情報技術(IT)産業振興を目指す「マルチメディア・スーパー・コリドー計画」を打ち出すなど自国民のプライドを高める施策を次々に講じている。

 現任期は2004年末までで、去就に注目が集まっている。マラヤ大(現シンガポール大)医学部卒。76歳。


1925年12月20日、ケダー州の州都アロースター生まれ
■学歴
1953年マラヤ大学(現シンガポール大学)医学部卒業
■職歴
1953年マレーシア政府の医務官となる
1957年アロースターにて医師開業
1964年下院議員当選
1968年第一次高等教育評議会委員長
1973年上院議員に任命される
1974年下院議員当選
教育大臣
国立大学評議会委員長
1975年統一マレー国民組織(UMNO)Vice President(党副総裁につぐナンバー3のポジション)
1976年副首相
1978年貿易産業大臣、UMNO副総裁
1981年UMNO 総裁
第4代首相に就任(現在にいたる)、この間1981年−86年まで国防大臣、1986年−99年まで内務大臣、1987年−89 年まで法務大臣、1998年−99年まで財務大臣、2000年から財務大臣兼任
2002年7月でマレーシア首相就任21年となる

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