「アジアの未来」
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アジアの未来
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日経アジア賞
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小林 陽太郎氏
富士ゼロックス会長、経済同友会代表幹事

アジア重視の戦略を訴え

 1978年から、富士ゼロックスの社長を務め、92年から会長。米ペンシルベニア大学ウォートン校などで培ったグローバルなセンスを持つ経営者だ。

 93年から経済同友会副代表幹事に就任。99年には外資系企業出身で初の代表幹事となった。急速にグローバル化が進む日本の社会経済を見据えながら戦略の重要性や改革の必要性を説く。

 アジアの中の日本のあり方についても、「どのようなスタンスで各国・地域とつきあうか、基本コンセプトを作り上げる時期だ」と注文。欧米にばかり向いていたベクトルをアジアに向ける必要性を強調する。68歳。


1933年ロンドン生まれ。1956年慶應義塾大学経済学部卒業、58年ペンシルベニア大学ウォートンスクール修了、同年富士写真フイルムに入社。63年富士ゼロックスに転じ取締役販売部長(68年)、常務取締役営業部長(72年)、取締役副社長(76年)、取締役社長(78年)を経て1992年代表取締役会長に就任、現在に至る。87年5月にゼロックスコーポレーションの取締役、98年6月にキャロウェイ・ゴルフ社の取締役に就任、また99年7月に日本電信電話株式会社取締役に就任。
科学技術・学術審議会委員、日本ユネスコ国内委員会委員、社団法人経済同友会代表幹事、三極委員会アジア太平洋委員会委員長、学校法人慶應義塾評議員、学校法人国際大学副理事長等を兼任。
趣味はゴルフ(H7)と読書。

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