「アジアの未来」
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アジアの未来
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日経アジア賞
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陶 冬 氏
クレディ・スイス・ファーストボストン アジア担当チーフ・エコノミスト

 香港を代表するエコノミストの一人。香港にある投資銀行のエコノミストの国籍は欧米、アジアとさまざまだが、陶冬氏のような中国出身者はまだめずらしい。

 マクロ経済、ミクロ経済の両方に精通し、丹念に企業を訪ね歩いて情報収集を欠かさない。中国にも頻繁に調査のための出張をしている。こうした地道な努力に裏打ちされた、悲観論にも、楽観論にも走らないバランスのとれた中国分析には定評がある。

 温厚で決して大風呂敷を広げないが、人の目をみて自信を持って語りかける。日本の官庁で研修した経験もあり、日本語も少しだが話せる。


陶冬氏は、現在クレディ・スイス・ファースト・ボストン(CSFB)で日本以外のアジアを担当するチーフ・エコノミストを務め、中国、韓国、台湾、香港を含むアジア地域を広くカバーしている。シュローダー証券アジアに4年間勤務したあと、1998年2月CSFBに入社した。シュローダー証券では、シニア・リージョンナル・エコノミストおよび中国調査部長を歴任した。
中国の専門家として広く知られ、国際的な雑誌や新聞に多数の論文や調査報告書、記事を寄稿している。このところ、インスティテューショナル・インベスター誌や他の国際的な調査で、2年続けて高い評価を得た。
陶冬氏は、北京外国語大学を卒業したあと、ユタ大学で理学修士号と博士号を取得した。中国、米国、日本での勤務を経て、1994年から香港を拠点に活躍している。

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