「アジアの未来」
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アジアの未来
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日経アジア賞
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リチャード・A・クリステンソン氏
在日米国大使館首席公使

 現在は駐日米国大使館のナンバー2だが、国務省きっての朝鮮半島問題のスペシャリストの一人としても知られる。大学卒業後すぐに平和部隊のボランティアとして韓国で過ごしたのをきっかけに、アジア研究の道に入った。

 国務省入省後は、3回の韓国駐在に加え朝鮮半島問題担当副部長も務め、約10年以上朝鮮半島と向き合ってきた。

 同時に、国務省内で「ジャパン・ハウス」と呼ばれる知日派人脈にも連なっている。日本勤務は、90年代前半の在沖縄米国総領事以来今回で2度目だが、国務省の外務研修所で習い始めた日本語は、その後めきめき上達、日本語でだじゃれが言える域にまで達している。


ワシントンD.C.生まれ。ウィスコンシン州で育ち、1967年同州ミルウォーキーのマーケット大学卒業(英文学専攻)。1967年から69年まで韓国の木浦で平和部隊のボランティア活動に従事。1973年シアトルのワシントン大学で修士号取得(アジア研究)。同年外交官となる。
外交官として最初の任地、在韓国米国大使館で副領事、その後、リチャード・スナイダー大使(当時)の補佐官を務める。1976年から78年まで国務省で日本担当官、その後、国務省外務研修所で日本語を学ぶ。1979年から83年まで在日米国大使館で、マイク・マンスフィールド大使(当時)の補佐官、その後政治担当官。1983年から85年まで国務省の議会関係局で、外交問題に関して議会スタッフとのリエゾンを務める。1985年から87年まで国務省でスウェーデン・フィンランド担当官。
1988年から91年まで在韓国米国大使館で政治・軍事問題首席担当官。1991年から94年まで在沖縄米国総領事。1994年から96年まで国務省で朝鮮半島問題担当副部長。1996年から2000年まで在韓国米国大使館首席公使(Deputy Chief of Mission )。翌年、米国平和研究所のシニア・フェロー。2001年7月、在日米国大使館首席公使として着任。
妻、ファヤン・ハンナ・チャンとの間に2人の子供がいる。

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