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「日中スワップ協定、象徴的な意味」――松島日銀理事
松島正之日本銀行理事
日銀の松島正之理事は22日午後、国際交流会議「アジアの未来」で、日本政府が中国との間で結んだ通貨スワップ（交換）協定について「額は小さいが、日本と中国というアジアの大国が協定を結んだ象徴的な意味は大きい」と述べた。今回の協定について「大事に至る前に金融為替市場の問題を解決するものだ」と語り、日中両国の金融協力の意義を強調した。
人民元の為替相場について「経済のファンダメンタルズ（基礎的条件）に伴うショックを和らげるためにも、為替レートを段階的に弾力化する方が望ましい」との認識を示した。
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