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 「アジアで米軍の役割重要」――クリステンソン米首席公使 

リチャード・A・クリステンソン在日米国大使館首席公使
 リチャード・A・クリステンソン在日米国大使館首席公使は22日午前、国際交流会議「アジアの未来」での討論で、米同時テロ後の国際社会の変化として「文明諸国の団結を強めた」点を指摘した。そのうえで「アジアにおける安定装置として米軍の果たす役割はこれからも変わらない」と日米間の軍事協力関係の重要性を改めて強調した。

 米中関係については「両国は衝突するにはあまりに大きすぎる」と語り、テロ以後に深まった両国の協力関係を今後も維持する必要と責任があると主張した。海南島での米軍機問題に関しても「両国の関係は常にデリケートだが、私は楽観的に考えている」との考えを示した。

 クリステンソン氏はテロ行為を「諸国を断絶させようとしたもの」と定義。大量破壊兵器の所有などの懸念もあることから各国家は反テロ意識を共有するべきとした。それに関連して瀋陽総領事館事件を機に表面化した日中関係の問題の速やかな解決も求めた。

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