インドネシアは2001年、215億ドルの貿易黒字を確保。財政赤字も国内総生産(GDP)の3.7%にとどまっているという。インフレ率は高いがこれは「市場の自由化で通貨ルピーが下落したため」と説明した。東南アジア最大の英語圏国家として若い世代の教育水準が高まっている点も自国の強みとして挙げた。課題の民族・宗教問題や銀行や電力など国営企業株式の売却に関しても順調に解決に向かっているとの見方を示した。