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 「中国国内で中核人材確保」――尹サムスン電子副会長 

尹鍾龍サムスン電子副会長兼CEO
 尹鍾龍サムスン電子副会長兼CEOは21日午後、国際交流会議「アジアの未来」で講演し、2005年に中国での売上高を、昨年の3倍程度、100億ドルを超える水準に拡大するとの目標を示した。中国国内でトップクラスの企業を目指し、その戦略として事業を高付加価値製品中心にシフトとすることや中国の優秀な人材を活用し現地での研究開発を強化することなどを挙げた。

 尹氏は、従来の中・低価格製品から脱皮することを強調。具体的にはモニターや携帯電話など現在順調な製品は維持したまま、デジタル機器などに積極的に進出すると語った。

 また経営・研究開発の現地化としては、中国国内で独自の開発能力を確保すると強調。そのためには中核を担う優秀な人材を確保することが重要と指摘した。そのうえで将来的にはシステム機器に必要なソフトウエアなどの世界的な研究開発拠点にしていく考えも示した。

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