ただ、キエム副首相は1990年代の東アジア諸国のGDP(国民総生産)成長率が世界平均の4%を上回る5.4%に達したことを挙げ、「東アジア地域の将来は明るい」と経済成長の潜在力が高いと強調。ASEAN(東南アジア諸国連合)と域外各国との自由貿易協定構想が活発化していることを評価したうえで、これらの自由貿易協定はアジア地域の経済発展に向け避けられないステップだとの考えを表明した。