「アジアの未来」
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日経アジア賞
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22日の概要
パトリック・シーワート氏
コカ・コーラ東・南アジアグループ担当社長

 現地生産や調達重視

 コカ・コーラを中国で初めて売ったのは1927年だが、現在のビジネスの基礎を築き始めたのは中国が対外開放政策を開始した直後の79年からだ。販売規模は86年の400万ケースから、今は4億5000万ケース以上に増えた。

 ここまでこれたのは、大規模なマーケティングでブランドへの支持を高め、消費者とのつながりを求めたことだ。その秘けつは単純で、真に地元企業になりきって、中国の現地生活の一部となることだ。われわれは現地生産、現地通貨での調達を重視しており、中国で年6億ドル分以上を人民元で調達している。

 ブランドへの支持を高めるため、マーケティングにも多額の投資をしている。中国にもサッカーのファンが多いため、ナショナル・チームの主要スポンサーとなり、昨年8月のワールドカップ・アジア予選などでは大規模な宣伝を行った。

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