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アブドラ・バダウィ氏
マレーシア 首相 |
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マハティール前首相の後を引き継ぎ2003年10月に第五代首相に就任した。2020年の先進国入りを目指すとの前政権時代からの国家目標を継承しつつも、人材育成や経済的な格差の是正、公務員改革などに力点を置いた政策運営を行い、独自色を強めている。
経済政策では公共事業に依存した開発主導型からの脱却に注力。中国など労働コストの安い国々の台頭を踏まえ、IT(情報技術)やバイオテクノロジー、イスラム金融などの振興により、高付加価値を生む知識集約型経済への移行を目指す。国民に対しては「一流の精神」を備えることが重要と説き続けている。
国際的には穏健イスラム主義を推進する指導者として知られ、イスラム教と現代的な社会との両立を信念として掲げる。外交では対米関係の重視に加え、中東諸国との関係強化にも動いている。西洋社会とイスラム社会との相互理解の大切さを唱える。
国民からは親しみを込め「パクラー(ラーおじさん)」と呼ばれる。名門マラヤ大学でイスラム学士を取得。67歳。
1939年11月26日生 |
1964年 |
マラヤ大学卒 |
1964〜78年 |
連邦政府公務員(総理府、文化・青年・スポーツ省勤務) |
1978年 |
下院議員初当選 |
1980年 |
連邦区省副大臣 |
1981〜99年 |
総理府相(1981〜84)、
教育相(1984〜86)、
国防相(1986〜87)、
外相(1991〜99)を歴任 |
1999年 |
副首相兼内相 |
2003年 |
第5代首相、UMNO(統一マレー国民組織)総裁代行就任 |
マレーシア・ペナン州出身、67歳 |
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