2015.04.24 日経電子版、有料会員40万人超に 新聞と併読広がる

日本経済新聞電子版の有料会員数が40万人を超えました。2010年3月の創刊から6年目を迎え、電子版は若者や女性など幅広い層に読者が広がっています。電子版有料会員は朝夕刊と電子版独自記事を合わせて毎日約900本の全記事が読めるほか、新聞の紙面イメージをパソコンやモバイル端末でご覧いただけます。



有料会員の約半数が新聞とのセット購読で、紙面との併読で多面的に情報収集する読者が増えています。電子版ではニュースに即応した深掘りの解説や急成長するアジア経済を読み解く記事を充実させ、映像やデータを駆使したコンテンツも増やしています。



今年3月には、インターネット上に文書や写真を保存するエバーノートとの連携サービスを開始するなど、ビジネスパーソンが仕事に使う機能を拡充。4月から電子版アプリを刷新し、モバイル端末での読みやすさを追求しています。創刊以来、働く女性を応援する「ウーマン」コーナーなど、経済の枠組みにとどまらない情報も充実してきました。毎月、有料会員になる読者のうち女性の比率は3年前の2倍となり、30歳未満は1.5倍になりました。ビジネスパーソンを中核に読者層が広がっています。



読者にとって、電子版はより身近な存在になってきました。時間がある時は新聞紙を広げ、パソコンで電子版のオリジナル記事を読む。仕事の合間などにはスマホなどでニュースをチェックし、気になる記事を保存するといった場面が増えています。