2023.09.07 ソフトウエアエンジニアの高木氏、INMA「30 Under 30」プロダクト部門を受賞

日本経済新聞社のデジタル編成ユニットに所属するソフトウエアエンジニアの高木豪氏(29)は9月5日、国際ニュースメディア協会(INMA)が発表した「グローバルニュースメディア ヤングプロフェッショナル期待の星30人(30 Under 30 Awards)」に選ばれました。メディア業界に携わる優秀な若手人材を選出する賞で、日経は2020年以降4年連続での受賞となります。

INMAは候補者270人から30人を「30 Under 30 Awards」と選びました。受賞者は「Advertising」「Data」「Leadership」「Newsroom」「Product」「Reader Revenue」の6部門にわかれており、高木氏はProduct部門での選出となりました。

高木氏は2019年に日本経済新聞社に入社。デジタル編成ユニットに所属し、ソフトウエアエンジニアとして日経電子版のスマートフォンアプリの開発に取り組んでいます。

iPhone・iPad向けのアプリ開発を主導し、紙面ビューアーアプリでのメモ機能の開発などを担当。新規読者獲得やエンゲージメント向上に貢献しています。ニュースの新しい見せ方を提案する実験的プロダクトの「NIKKEI Wave」アプリの開発も担当し、同アプリは2021年にINMA Best Product and Tech Innovation部門で奨励賞を受賞しています。

INMAは高木氏の受賞について「その前向きな思考は、革新的な製品を開発し、新しい方法でユーザーに情報を提供し続けることに大きく貢献している」と評価しています。

受賞した高木氏は「このような名誉ある賞を賜り身に余る光栄です。信頼性の高い報道のために、デジタルプラットフォームを通じた技術的な貢献ができるよう、引き続き邁進してまいります」とコメントしています。

<INMAとヤングプロフェッショナルイニシアティブについて>

国際ニュースメディア協会(The International News Media Association、INMA)には92カ国800以上のニュースメディア、約2万1000人の会員が加盟しています。ヤングプロフェッショナルイニシアティブを若手リーダーの発掘と連携を目指す活動と位置づけています。

https://www.inma.org/blogs/main/post.cfm/inma-unveils-30-under-30-awards-recipients-honouring-rising-media-leaders