2022.10.05 ソフトウエアエンジニアの猪飼氏、INMA「30 Under 30」プロダクト部門を受賞

日本経済新聞社のデジタル編成ユニットに所属するソフトウエアエンジニアの猪飼大志氏(29)は9月30日、国際ニュースメディア協会(INMA)が発表した「グローバルニュースメディア ヤングプロフェッショナル期待の星30人(30 Under 30 Awards)」に選ばれました。メディア業界に携わる優秀な若手人材を選出する賞で、日経は2020年以降3年連続での受賞となります。

INMAは候補者216人から30人を「30 Under 30 Awards」と選びました。受賞者は「Advertising」「Data」「Leadership」「Newsroom」「Product」「Reader Revenue」の6部門にわかれており、猪飼氏はProduct部門での選出となりました。

猪飼氏は2015年に日本経済新聞社に入社。デジタル編成ユニットに所属し、ソフトウエアエンジニアとして日経電子版のスマートフォンアプリの開発、新規サービス開発などに取り組んでいます。iPhone・iPad向けのアプリ開発を主導し、日経電子版アプリにおける課金システムの導入や、紙面ビューアーアプリでのメモ機能の開発などを担当。新規読者獲得やエンゲージメント向上に貢献しています。

ニュースの新しい見せ方を提案する実験的プロダクトの「NIKKEI Wave」アプリの開発も担当し、同アプリは2021年にINMA Best Product and Tech Innovation部門で奨励賞を受賞しています。

INMAは猪飼氏の受賞について「アプリからサーバー向けソフトウエア開発まで幅広い技術力を用いて、80万人以上の有料会員を抱える電子版サービスの改善に貢献してきた」と評価しています。

受賞した猪飼氏は「入社以来取り組んできたプロダクト開発について評価頂けたことを大変嬉しく思います。今後も、広く皆さまの役に立つプロダクトの開発に向けて精一杯貢献していきたいと思っています」とコメントしています。

<INMAとヤングプロフェッショナルイニシアティブについて>

国際ニュースメディア協会(The International News Media Association、INMA)には84カ国800以上のニュースメディア、約2万人の会員が加盟しています。ヤングプロフェッショナルイニシアティブを若手リーダーの発掘と連携を目指す活動と位置づけています。

https://www.inma.org/blogs/main/post.cfm/inma-honours-30-rising-stars-in-news-media-with-young-professionals-awards