「アジアの未来」
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日経アジア賞
English
 
末次 克彦氏
アジア・太平洋エネルギーフォーラム(APEF)代表幹事

経済成長と環境、両立の手段探る

 日本経済新聞社論説委員を経て1994年7月から米ハーバード大学ケネディスクール経営政策研究所フェローに。その後、同大学の東アジア電力改革調査プログラムの主査を兼任し、特にアジア地域の資源・エネルギー問題を深耕した。

 96年6月に帰国した後は、エネルギーや環境問題を研究するアジア・太平洋エネルギーフォーラム(APEF)を設立し、代表幹事に就任。アジアが経済成長と資源の効率消費、環境保全を両立する道を探る。66歳。 



1939年生まれ 東京都出身
64年早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業、日本経済新聞社編集局入社
71年日米自動車資本自由化報道で日本新聞協会賞受賞
72年日米自動車提携報道で日本経済新聞社長賞受賞
77年ハーバード大学東アジア研究所客員研究員(〜78年)
79年日本経済新聞社論説委員
89年編集委員を兼務
94年7月ハーバード大学ケネディースクール経営政策研究所フェロー(〜96年6月)
95年1月同大学・東アジア電力改革リサーチプログラム主査兼任(〜96年6月)
96年8月帰国後、アジア・太平洋エネルギーフォーラム(APEF)*を設立、現在に至る
04年2月日本エネルギー学会平成15年度功績賞[産業部門]を受賞
*アジア・太平洋エネルギーフォーラム(APEF)は電力、都市ガス、石油、金融、鉄鋼関連、商社などの企業および研究機関の出資による民間の非営利団体。エネルギー・環境・セキュリティー問題に関する研究や提言を行う国際シンクタンクである。
審議会等の公職名
 経済産業省:総合資源エネルギー調査会電気事業分科会、同原子力部会、同石油分科会石油部会、石油備蓄専門小委員会、各委員 クリーンコールサイクル委員会(資源エネルギー庁)・委員長、(財)エルピーガス振興センター・DME燃料実用化技術基盤整備総合委員会委員長、 (財) 日本エネルギー経済研究所・評価諮問委員、(財) 日本エネルギー学界評議員など。
著書・論文
著書『エネルギー改革』電力新報社(1994年) 
論文「East Asian Electricity Restructuring」ハーバード大学ケネディースクールリサーチレポオート編著
寄稿「エネルギー安全保障構想―東アジアのエネルギー需要の増大をめぐって」(『国際問題』1997年6月号掲載)
共同論文「Geopolitics and Energy Development in Northeast Asia」 (英国・ケンブリッジ大学国際研究センター『Review of International Affairs』1998年秋冬号掲載)、
エネルギー・資源学会編『21世紀社会の選択』<第2章「国際情勢とエネルギーセキュリティー」>
(2000年1月)寄稿「日本のエネルギー戦略 採るべき道」(岩波書店『世界』2001年6月号掲載)
共著「アジアエネルギーパートナーシップ」(2004年)など多数。
2004年3月から2006年2月までの主な活動
2004年 3月ASEAN+3:天然ガスフォーラム(民合同会議・上海)に民間代表として討議参加
6月鳥取環境大学主催(鳥取県、環境省など後援)「エコアジア2004・官民対話」でパネル司会(米子市)
6月クリーンコールサイクル(エネ庁C3研究会) の中間報告書を委員長として編集、発表
8月第5回アジア・ステーツマンズフォーラムを共催(フィリピン・セブ)、スピーカーとして「海洋資源開発と領海紛争問題」で論点提起
11月第5回インドネシア日本エネルギーラウンドテーブルを共催(インドネシア・ジャカルタ)議長
12月慶應義塾大学 16年度後期一般環境公開セミナーにて講演「アジアのエネルギー需要増大と安全保障」
12月RIETI経済産業研究所・政策シンポ「電力自由化:到達点と残された課題」にパネリストとして参加
2005年 1月青森県主催の原子力燃料サイクル地域座談会で講演「内外情勢の変動と原子力の役割」
5月EPRI (米国電力中央研究所・サンフランシスコ)主催の国際会議「世界の電力産業リストラとその教訓 ー 代案を探る」でスピーカーとして参加
5月中国・復旦大学主催の上海フォーラムにて基調講演「アジアのエネルギー安全保障について」
6月第6回日本インドネシアエネルギーフォーラムを共催(東京、日本工業倶楽部)議長
7月慶應義塾大学 「環境・資源・エネルギー科学特論第一」にて講義
7月エルピーガス振興センターDMEセミナーにて基調講演「アジアにおけるエネルギー事情とDME実用化の動向」
7月愛知万博の「日豪トラック1.5対話」にてスピーカーとして参加
8月第6回アジア・ステーツマンズフォーラムを共催(シンガポール)
9月石炭利用国際会議にて講演「持続可能な地球環境とエネルギー」
11月横浜日経懇話会にて講演「石油高騰がもたらすもの」
2006年 1月ASEAN+3天然ガスフォーラム(クアラルンプル)に民間代表として討議参加

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