「アジアの未来」
HOME

フロントページ
速報
25日の概要
26日の概要
会議日程
講師略歴
アジアの未来
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
日経アジア賞
English
 
孔 魯明(コン・ノミョン)氏
翰林大学校日本学研究所長、韓国 元外相

日韓の重要性、一貫して訴え

 韓国きっての日本通で知られる。駐日大使だった1994年初め、日本の大衆文化流入の解禁を唱えて韓国で大きな話題を呼び、その後の自由化の流れをつくった。

 65年の日韓国交樹立直後の66年から69年まで在日大使館の二等書記官として勤務、その後も外務省東北アジア課長、アジア局長、駐日大使を務めた。94年12月に外相に就任。歴史認識や竹島(韓国名・独島)の領有権問題を巡る日本との摩擦が絶えないなか、一貫して日韓関係の重要性を説き、深刻な関係悪化を防いだ。

 南北対話でも重要な役割を担った。92―93年にかけて核兵器の製造、保有などを禁じた「朝鮮半島の非核化共同宣言」を検証する南北核管理共同委員会の韓国側委員長を務めた。こうした経験から北朝鮮の核問題にも詳しい。74歳。



生年月日
1932年2月25日生まれ
学 歴
1961.2ソウル大法学科卒
1960.10−61.6英ロンドン大研修
主要経歴
1958.4外務部(韓国外務省)入部
1962.5−64.5駐米3等書記官
1966.3−69.2駐日2等書記官
1969.2僑民課長
1970.2東北亜課長
1972.3−74.10駐豪参事官
1974.10亜州局審議官
1977.4亜州局長
1979.6−80.12駐カイロ総領事
1980.12政務次官補
1981.11第1次官補
1983.6―86.10駐ブラジル大使
1986.10−89.12駐ニューヨーク総領事
1990.2−90.10駐モスクワ領事処長
1990.10−92.1駐ロシア大使
1992.1外交安保研究院長
1992.2−92.9南・北高位級会談代表(第6,7,8次会談)
1992.3−93.4南・北核統制共同委員会委員長
1993.4−94.12駐日本大使
1994.12−96.11外務部長官(外務大臣)
1997.6−98.3統一顧問会議顧問
1997.8−04.2東国大学校附設日本学研究所長
2002.11−03.102010年平昌冬季オリンピック誘致委員長
2003.8−現在韓日フォーラム会長
2003.10−現在朝日新聞社アジアネットワーク会長
2004.3−現在翰林大学校附設日本学研究所長
賞勲
紅條勤政勲章(’81) 黄青條勤政勲章(’92) 青條勤政勲章(’97) 日本旭日大綬章勲等(’94) ブラジル南十字星大勲章(’86)アルゼンチンサンマルチン大十字勲章(’95)、エルソルテルペルー勲章(’95)、チリアルメリト大十字勲章(’95)、エクアドルアルメリト大十字勲章(’95)

講師一覧へ戻る

Copyright 2006 Nihon Keizai Shimbun, Inc., all rights reserved.