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田中直毅氏 経済評論家、21世紀政策研究所理事長 |
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財政や金融分野、政策立案に参加
経済・社会の展望をメーンテーマに据え幅広い分野で評論活動を展開する。早くからアジア経済の将来性に着目してきた。財政・金融分野を中心に政府の審議会の委員も務め、日本の政策作りにも積極的にかかわってきた。
「アジアの未来」の講師は1995年、2002年に次ぎ3回目。今回はアジア各国の日本に対する関心が、直接投資など経済面だけでなく、社会のあり方にも向かうと予想する。
各国の経済が発展する中で社会の質が問われており、日本が一つの「引照基準」(比較する上での参考基準)になるとみているからだ。経済成長を果たした後の社会像、文化の担い手の広がり、環境などの議論に注目している。
東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。国民経済研究協会主任研究員を経て1984年に評論家に転身した。
92年に出版した「最後の十年 日本経済の構想」(日本経済新聞社刊)で吉野作造賞を受賞。近著に「日本経済 復活への序曲」(同、2003年)がある。97年4月、21世紀政策研究所の設立とともに理事長に就任した。58歳。
1945年、愛知県生まれ |
■略歴 |
| 東京大学法学部卒業 東京大学大学院経済学研究科修士課程修了 国民経済研究協会主任研究員を経て、1984年より本格的に評論活動を始め、現在に至る。1997年4月より21世紀政策研究所理事長。 現場へ行って情報収集を行う、新しいタイプのエコノミスト。1986年の衆参同日選挙の時には、「自民党=保守二党論」を展開して注目される。 1994年12月より1997年12月まで、行政改革の推進状況を監視する第三者機関「行政改革委員会」(委員長 飯田庸太郎)委員及び行政改革委員会の官民活動分担小委員会小委員長を兼務。 |
政府諮問委員会委員等 |
| 「税制調査会」(1997.4〜)、「金融審議会」(1998.7〜)、「会計検査懇話会」(2000.4〜)、「財政制度等審議会」(2001.1〜)、「郵政三事業の在り方について考える懇談会」座長(2001.6〜2002.9)、「明日の裁判所を考える懇談会」(2002.1〜)、「刑政懇話会」(2002.9〜)、「統計数理研究所評議会」(2003.6〜)、「日本経済の将来ビジョンを語る懇談会」(2003.9〜)他 |
著書 |
| 「手ざわりのメディアを求めて一消費社会の現在」 (毎日新聞社1986)
「グローバル・エコノミー」 (NHK出版1988)
「日本のヴィジョン」 (講談社1990)
「最後の十年 日本経済の構想」 (日本経済新聞社1992)
「新しい産業社会の構想」 (日本経済新聞社1996)
「アジアの時代」 (東洋経済新報社1996)
「ビッグバン後の日本経済」 (日本経済新聞社1997)
「スーパー・ストラクチャー」 (講談社1999)
「市場と政府-21世紀日本経済の設計」 (東洋経済新報社2000)
「構造改革とは何か」 (東洋経済新報社2001)
「日本経済復活への序曲」 (日本経済新聞社2003) 等
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