速報ニュース
中曽根元首相、日中韓トップ会談の制度化を提唱
講演する中曽根康弘元首相
中曽根康弘・元首相は3日午後、国際交流会議「アジアの未来」で講演し、日本や中国、韓国の東北アジア3カ国の協力体制がＡＳＥＡＮ域内に比べて弱いことに懸念を表明したうえで、「3カ国の首都で交代で春と秋など定期的にトップ会談を設けないとＡＳＥＡＮに追いつけない」と述べ、日本、中国、韓国の3カ国トップ会談の制度化を提唱した。
中曽根元首相は同時に中国や韓国、インドネシアなどアジア諸国でリーダーの世代交代が起きていることに触れ、「新鮮な感覚で共同体実現へ積極的に前進しようとしている」と評価した。
一覧へ戻る >>
Copyright 2004 Nihon Keizai Shimbun, Inc., all rights reserved.
