2020.02.13 第7回 日経「星新一賞」受賞者が決定

 理系的発想力を問う文学賞、日経「星新一賞」(主催:日本経済新聞社)の第7回受賞者15名が決定しました。第7回は2019年6月1日から9月30日まで応募を受け付け、応募作品は一般部門1,459編、ジュニア部門238編、学生部門181編で、総数は第6回の2,489編より611編少ない1,878編でした。環境問題を題材にした作品の応募が多く、一般、ジュニア両部門のグランプリ作品も環境問題に関する作品でした。AIによって創作された作品の応募は2編(第6回は5編)ありましたが、1次審査を通過した作品はありませんでした。

 第7回の最終審査員は夢枕獏氏(作家)、小野雅裕氏(NASA技術者)、池上高志氏(東京大学大学院教授)、本仮屋ユイカ氏(女優)、坂本真樹氏(電気通信大学大学院教授)、滝順一(日本経済新聞社編集委員)の6人で、一般部門グランプリは賞金100万円。受賞作は2月下旬以降、電子書籍販売サイト「honto」で電子書籍として配信予定です。(無料。利用登録が必要)