2021.10.01 ウェブ開発者の加藤氏、INMA「30 Under 30」プロダクト部門を受賞
日本経済新聞社の編集データビジュアルセンターに所属するウェブ開発者の加藤皓也氏(29)は9月30日、国際ニュースメディア協会(INMA)が発表した「グローバルニュースメディア ヤングプロフェッショナル期待の星30人(30 Under 30 Awards)」に選ばれました。
INMAは候補者133人から30人を「30 Under 30 Awards」と選びました。受賞者は「Advertising」「Audience」「Content」「Leadership」「Product」の5部門にわかれており、加藤氏はProduct部門での選出となりました。
加藤氏は2018年に日本経済新聞社に入社。編集データビジュアルセンター戦略コンテンツグループでウェブ開発者として活動しています。ニュースの新しい伝え方を追求するコンテンツ「ビジュアルデータ」の制作に関わり、新型コロナウイルスの世界の感染状況が一目でわかる「新型コロナ感染世界マップ」などを手掛けています。また、記者が入力したデータを簡単な操作で図表にする「日経チャートビルダー」の運用を担当しています。
大学時代の声優の経験を生かし、日経のニュース解説動画のナレーションも担当し、デジタル技術を生かし、様々なニュースをわかりやすく、見やすく、聞きやすく伝えることに取り組んでいます。INMAは加藤氏の受賞について「ストーリーを可視化する彼の作品は革新的であり、読者とつながるための新しい方法を常に模索しています。彼は現在、デジタルテクノロジーのすべてのツールを使用して、エンゲージメントを高め、誰もがニュースにアクセスしやすくしています」と評価しています。
<INMAとヤングプロフェッショナルイニシアティブについて>
国際ニュースメディア協会(The International News Media Association、INMA)には76カ国900以上のニュースメディア、約1万9000人の会員が加盟しています。ヤングプロフェッショナルイニシアティブを若手リーダーの発掘と連携を目指す活動と位置づけています。
https://www.inma.org/blogs/main/post.cfm/inma-honours-young-professionals-with-30-under-30-awards