2019.02.18 ボーン・上田賞 本社秋田浩之コメンテーターに

国際報道を通じ国際理解の促進に貢献した日本のジャーナリストに贈られる「ボーン・上田記念国際記者賞」の2018年度受賞者に、本社コメンテーターの秋田浩之記者(53)が選ばれました。本社の記者が受賞するのは、前年度の太田泰彦記者に続き2年連続です。

秋田コメンテーターは1987年に日本経済新聞社入社。流通経済部(現企業報道部)、国際第一部を経て94~98年に北京、その後、政治部を経て、2002~06年にワシントンに駐在しました。10~17年に編集委員兼論説委員、17年2月から現職です。16年10月から12月まで英フィナンシャル・タイムズの社説執筆チームに出向しました。

米中の冷戦、北朝鮮の非核化問題など世界的に注目を集めた国際ニュースをカバーし、深みのある分析記事、論評を書き続けてきたことが評価されました。記事執筆のほか、日本・ASEAN・メディア・フォーラム(国際交流基金主催)など海外で開催される国際シンポジウムにも参加し、日本を代表して情報発信したことも認められました。