2022.12.07 社員2名がKaggle競技会「Feedback Prize - English Language Learning」で金メダル
日本経済新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:長谷部剛)の日経イノベーション・ラボに所属するデータサイエンティストの青田雅輝氏、編集データビジュアルセンターデータ報道グループに所属する記者の並木亮氏らが参加するチームは、世界最⼤級のデータサイエンスコミュニティ「Kaggle」が開催した機械学習コンペティション「Feedback Prize - English Language Learning ( https://www.kaggle.com/competitions/feedback-prize-english-language-learning )」(実施期間:2022年8月31日〜11月30日)において2,654チーム中15位の成績で金メダルを獲得しました。
この結果を受け、青田氏が「Kaggle Master」の称号を獲得しました。
当コンペティションは、自然言語(テキスト)処理技術に関するものでした。具体的には様々なレベルの英語学習者が書いた文章に対して、6つの評価項目で自動採点する仕組みを作り、その予測性能を競うというものです。青田、並木両氏らのチームの解法についてはこちらのページ ( https://www.kaggle.com/competitions/feedback-prize-english-language-learning/discussion/369760 ) をご覧ください。
日経では、記事データなどの大量のテキストデータを活用したサービス・プロダクトの研究開発に注力しています。今回の結果が日経の自然言語処理に関する技術力を証明できただけでなく、同コンペティションから得られた知見が研究開発業務や、データジャーナリストとしての取材や執筆にも生かせると考えています。
日経では現在4人のKaggle Masterが社員として在籍しています。社員が金メダルを取得するのは3回目となります。
<Kaggleについて>
Kaggleは、世界中からデータサイエンス・機械学習に興味のあるユーザが集う最大規模のオンラインコミュニティです。その中でもKaggleで開催されているコンペティションは、機械学習モデルの予測性能を競い合う人気コンテンツとなっています。Kaggle Masterという称号はアクティブユーザーの上位1%に入る実力とされています。