「アジアの未来」
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アジアの未来
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日経アジア賞
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マハティール・ビン・モハマド氏
マレーシア首相

退任表明後も存在感

 22年にわたって首相を務め、東南アジアの現職指導者としては最長の政権を維持してきた。今年10月で退任する考えを表明しているが、その指導力と発言力に対する内外の期待は依然大きい。アジア通貨危機の際は、自国通貨の資本取引規制を導入し、国際通貨基金(IMF)の支援を回避。批判もあったが、順調な経済回復を達成した。

 2020年までの先進国入りを目指す基本計画「ビジョン2020」を示し、国民車メーカー「プロトン」を創設。情報技術(IT)産業を振興する「マルチメディア・スーパー・コリドー計画」により産業構造の高度化も目指す。マラヤ大(現シンガポール大)医学部卒。77歳。


1925年12月20日、ケダー州の州都アロースター生まれ
■学歴
1953年マラヤ大学(現シンガポール大学)医学部卒業
■職歴
1953年マレーシア政府の医務官となる
1957年アロースターにて医師開業
1964年下院議員当選
1968年第一次高等教育評議会委員長
1973年上院議員に任命される
1974年下院議員当選
教育大臣
国立大学評議会委員長
1975年統一マレー国民組織(UMNO)Vice President(党副総裁につぐナンバー3のポジション)
1976年副首相
1978年貿易産業大臣、UMNO副総裁
1981年UMNO 総裁
第4代首相に就任(現在にいたる)、この間1981年−86年まで国防大臣、1986年−99年まで内務大臣、1987年−89 年まで法務大臣、1998年−99年まで財務大臣、2000年から財務大臣兼任
2003年7月でマレーシア首相就任22年となる

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