「アジアの未来」
HOME

フロントページ
速報
5日の概要
会議日程
講師紹介
アジアの未来
2002
2001
2000
1999
1998
1997
日経アジア賞
English
速報ニュース
 日中韓とASEAN、アジアの新秩序の担い手に――杉田・日経社長 

杉田亮毅・日本経済新聞社社長
 アジア太平洋地域の政府首脳・経済人らが一堂に会し、地域の新秩序について話し合う第9回国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)が5日午前、都内のホテルで始まった。開会のあいさつに立った日本経済新聞社の杉田亮毅社長は、日本や中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)との間で締結の機運が高まる自由貿易協定(FTA)や北朝鮮の核問題について「アジア域内のヒト・モノの流れや安全保障の枠組みを大きく変えていく」と指摘したうえで、ASEANと日本・中国・韓国がアジアの新しい秩序を調整する担い手になり得るとの認識を示した。

 杉田社長はさらに、市場統合の段階を踏んで通貨を統合したEU(欧州連合)について触れ、「アジアも遠い将来(通貨統合という)同じような道を歩むのか、大いに期待している」と語り、通貨統合も視野に入れた幅広い経済協力の議論に期待を示した。

一覧へ戻る >>

Copyright 2004 Nihon Keizai Shimbun, Inc., all rights reserved.