タクシン首相は、アジア経済の今後の発展について「アジアは世界人口の60%以上を占め、農産物、衣料製品、自動車など生活必需品の生産に適した地域で、域内消費に加えて輸出で富を生み出している」と強調した。そのうえで、アジア経済発展の原動力は「空港や港湾」の整備だけでなく、「欧米の模倣ではなく、知性や技術を動員し独創的な製品を作らなくてはならない」とも指摘し、アジア独自の技術や製品開発の必要性を訴えた。