「アジアの未来」
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アジアの未来
2000
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1998
1997
日経アジア賞
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ヌルホリス・マジド氏
パラマディナ・ムルヤ大学学長(インドネシア)

大統領にも直言するイスラム知識人

 インドネシアを代表する高名なイスラム知識人。イスラム教だけでなく政治や文化、国のあり方に至るまで幅広い見識を持つ。多くの人物が彼に助言を求め、示唆に富んだ発言は大きな影響力を持つ。ワヒド大統領とも親しく、耳の痛い苦言を呈することもある。

 同国が民主化の道を歩み始めたこの3年間で、ヌルホリス氏は常に重要な役割を演じてきた。1998年5月、当時のスハルト大統領に対し辞任を勧告。大統領の辞任決断の引き金となった。後継のハビビ前大統領に対しても総選挙の早期実施を求め、同前大統領は選挙の前倒しを決めた。さらにワヒド大統領が選出された99年の大統領選挙では、選挙直前にヌルホリス氏自身が候補者として浮上し、本人も出馬に意欲を見せた。

 英、仏、アラビア語を話し、宗教の多様性や人権問題をテーマにした国際会議にも頻繁に出席している。

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