地域の安全保障問題に関心
次代のシンガポールを背負って立つ若手閣僚の一人。ケンプリッジ大学では最優秀の学生に贈られる「ファースト・クラス・オナー」を得て卒業。その後、ハーバード大学にも留学、37歳で閣僚に就任するなど、エリート社会といわれるシンガポールの中でも飛びぬけたエリートだ。
行政官として初めて勤務した国防省では、安全保障外交の窓口となる局の立ち上げに参画した。その後、第二外相も務め、アジア地域の安全保障問題について、強い関心を持っている。また、最近は、折にふれて「日本の景気が失速するようなことになれば、アジア地域の景気も再び後退する」と日本の景気回復に強く期待を寄せる発言をしている。
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