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フン・セン・カンボジア首相 |
フン・セン・カンボジア首相は8日、国際交流会議「アジアの未来」で来場者からの質問に答え、中国の世界貿易機構(WTO)加盟について、「外国からの投資が(東南アジアでなく)中国に向かうのではと懸念する向きもあるが、(地域経済が)開放的な形に進むことでどこかの国が犠牲になることはない」と述べ、賛意を示した。
フン・セン首相は中国の経済成長について、「中国が豊かになることは、市場拡大で他国に機会を与えることになる」と歓迎する意向を示した。97年のアジア通貨危機で中国が人民元の切り下げを見送ったことが、アジア各国・地域の状況をさらに悪化させずに済んだとの認識を示し、「中国が貧しいままだと近隣諸国は難民の重荷を背負うことになる」と述べ、中国経済の成長は周辺諸国・地域にとって利益になるとの見方を強調した。
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