|
|
フン・セン・カンボジア首相 |
フン・セン・カンボジア首相は8日の講演で「アジア太平洋経済協力会議(APEC)などへの加盟を通じて、国際的なシステムへのかかわりを強化する考えだ」と述べ、APEC加盟への意欲を示した。フン・セン首相はAPECについて、「非加盟国を差別しない」ことや、「扱う問題が基本的に経済成長、貿易、投資」であることなどを評価した。
カンボジアの情報技術(IT)振興については、昨年7月の沖縄サミット(主要国首脳会議)が打ち出した開発途上国にITや通信で5年間に150億ドルを提供する援助案に触れ、「チャンスを十分に活用すべきだ」と語った。具体的には、情報通信の開発を最優先し、研究活動などにインターネットを使用する考えを示した。英語の使用を推進して、国民が国際化による恩恵を享受できるようにする方針も明らかにした。
| |