「アジアの未来」
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アジアの未来
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日経アジア賞
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7日の概要
杉浦 正健氏
外務副大臣
 経済交流、アジア全域で

 日本はアジアの一員であり、アジアとともに生きるのが最も大事だ。最近の日中、日韓関係は大局的には良好な関係が維持されてきているが、教科書問題など様々な懸案がある。しかし、これらの懸案は解決されると確信している。知恵を出し合い、課題に取り組んでいくことが大切だ。

 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は地域の安全保障の脅威である。日米韓の連携の下、日朝国交正常化交渉に粘り強く取り組んでいく。インドネシアは不安定な状態にあり、協力をしていきたい。

 アジアは経済面では支援のみならず、相互関係が深まっており、日本・シンガポールの自由貿易協定(FTA)の締結交渉が進んでいる。年内に協定が成立するように努力しているが、この協定を第一歩として東南アジア全体、東アジアも含めて、アジア全域で自由な貿易と経済交流の枠組みづくりを目指すべきだ。

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