「アジアの未来」
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アジアの未来
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日経アジア賞
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7日の概要
カール・ジャクソン氏
元副大統領安全保障担当補佐官(米国)
 重要な金融問題、安保に影響

 ブッシュ政権にかわっても外交は90%同じ。外交政策策定はホワイトハウスから国務省に戻り、一貫したアジア政策が進む。日本に対してワシントンから暖かい風が吹くが、同時に多くを期待される。弾道ミサイル防衛計画は技術的に可能になれば実現される。この構想によって核弾道数を少なくするのが理想だ。

 アジアで最大の課題は不良債権問題に対応する方法を見いだすこと。金融問題は極めて重要で、安保にも影響を及ぼす。アジアを成長に導いた経済モデルは日々陳腐化している。新しいモデルが必要だ。

 日米は21世紀にふさわしい大胆、包括的な目標を採択、「何の障壁もない共通市場に移行する」という目標を掲げてほしい。

 朝鮮戦争以前から米国の朝鮮半島政策では予測が間違っていた。南北朝鮮間で対話を持てるように多層的な政策が必要だ。

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