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全国市区の経営革新度調査

トップ三鷹、2位厚木、首都圏勢強く

自治基本条例の制定自治体が急増

 
 経営革新度(総合評価)ランキングベスト10
 日本経済新聞社は全国809市区を対象に行政運営の革新度合いを探る「第1回経営革新度調査」を実施した。透明度、効率化・活性化度、市民参加度、利便度の4つの要素(評価軸)から自治体ごとの改革度合いを評価するもので、総合評価のランキング1位は東京都三鷹市だった。9段階の格付けでは三鷹市、神奈川県厚木市、千葉県流山市の3市が最高の「AAA」を得た。上位には多様な住民ニーズへの対応が求められる首都圏など大都市圏の都市が多く並んだが、都市間競争が激化する中、前橋市や札幌市など健闘した地方都市も少なくない。住民本位の経営改革では依然、自治体間の開きが大きいが、市民と行政の協働などを制度的に保証する自治基本条例の制定自治体が急増するなど、市民の行政参加を促す環境づくりは活発化している。
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