No.449

tokushu_photo
岡山県久米南町の予約型乗合交通「カッピーのりあい号」は2020年、AI配車システムを導入した。スマホで予約できるが、大半が電話予約。コールセンターは多い日で100件超の電話を受ける。名前と乗降地を入力すると瞬時に配車ルートがパソコンに表示される
グローカルインタビュー
 上川大雪酒造社長 塚原 敏夫氏
研究 トップランナー自治体
 三重県多気町 5町でデジタル田園都市
フォーカス
 自治体関連のスキー場に寒風
リポート
 超高齢社会の課題、日独専門家がシンポ
キーパーソン
 デジタル庁統括官付参事官 渡邉 繁樹氏
特集 デマンド交通 官民連携で進化
      住民のニーズに対応、行政支出も抑制
バスやタクシーの地域公共交通が衰退するなか、予約乗合型のデマンド交通が進化している。官民が連携して住民のニーズに対応し、コミュニティーバスのような定時定路線型から、タクシー並みにいつでも予約できて好きな場所で乗り降りできるドアツードア型にシフト。民間企業の資金やノウハウの提供を受けて、行政支出の抑制につなげ、さらには次世代移動サービス(MaaS)やDX(デジタルトランスフォーメーション)へ展開する動きも出ている。