No.306

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公立として再出発して5年になる公立鳥取環境大学では「鳥取学」の講義も
グローカルインタビュー
 長野県軽井沢町長 藤巻 進氏
FOCUS
 国境離島新法で離島の環境整備
REPORT
 陸前高田市議会の被災文書復旧
REPORT
 ふるさと納税「2016年アワード」
Interview首長
 佐賀県江北町長 山田 恭輔氏
特集地域の中核へ、公立大学の模索
          地元が求める人材の育成・還元が使命
 方自治体が設置する公立大学は、大規模な総合大学から単科大学まで多様だが、地域の将来を担う人材育成を期待される点で共通する。規模の大きな国立大学や、学校数の多い私立大学に比べると地味な印象がついて回るが、教育・研究活動を通じて地域活性化の一翼を担うという意味で欠かせない存在だ。大学には、教育・研究から産学協同の拠点、経営など様々な活動の顔があり、その全体像は意外につかみにくい。身近にあるようで、わかりにくい公立大学に関するデータをひもとくことで、その実像に迫るとともに、今後の展望を探ってみた。