No.432

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公営住宅への投資が細る中、東京都は八王子市の都営住宅建て替えにあわせてまちづくりプロジェクトを実施した。3675戸あった長房団地を高層棟に順次建て替え、浮いた用地を活用。プロポーザル方式で民間が大型商業施設「コピオ長房」などを昨年オープンさせた
グローカルインタビュー
 富山県知事 新田 八朗氏
フォーカス 全国首長調査
 市区「分権より集権」
リポート
 アサリ偽装の波紋
寄稿 山中 光茂氏
 在宅診療の危機 
 需要は増加するが、体制に脆弱性
地方創生の旗手
 前橋デザインコミッション企画局長
 日下田 伸氏
特集 コロナで膨張、自治体財政
     総額130兆円、10年間でどう変化したか
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、地方自治体の決算規模が膨張している。2020年度の都道府県と市区町村の歳入総額(純計ベース)は、19年度比で一気に26%も増え、初めて130兆円を突破した。全国民に一律10万円配った「特別定額給付金」の補助金を除いても14%増だった。5年前と比べた歳出は、コロナ対策で商工費が膨らんだほか、児童福祉費も手厚くしている。半面、非正規を中心に人件費は抑えられ、生活保護費は減っていた。コロナ対応の「地方創生臨時交付金」の使い道を含め、自治体の20年度決算を総括する。