No.424

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富山県氷見市の篠田伸二副市長は公募で選ばれた。TBSでプロデューサーを務めた経験を生かし、市の情報番組の司会から編集までこなす。制作が決まると担当課は時間に追われるが、解決に向けた方向性が明確になり、自信も芽生え事業が加速する効果もあるという
グローカルインタビュー
 学校法人立命館理事長 森島 朋三氏
フォーカス
 外国人の不就学児童・生徒をどう救う
リポート
 大学の地域貢献度調査から㊦
ニュース&インサイド
 霞が関、官邸主導の力学変わるか注視
過去の災害に学ぶ 国土強靱化の分岐点
河田 惠昭氏

 新型コロナウイルスの危機管理
特集 市町村の外部人材活用
    副市長公募、副業・兼業 国の制度の効果は
市町村で外部人材を活用する動きが広がっている。市長の右腕となる副市長を公募したり、DX(デジタルトランスフォーメーション)のような専門的な人材を、副業・兼業制度や国の支援制度を使って登用したりするのが最近の特徴だ。人口が減り、地域経済が停滞する中で、生え抜きでは得られない知見を取り入れ、庁内の改革や活性化につなげる狙いがある。ただ、縦割りで前例踏襲が多く、公平性を求める行政の仕事の進め方は、民間出身者にとってなじみにくい。副市長は特別職のため議会の同意も必要となる。先行する自治体はどう対処しているのか。現場の状況を探ってみた。